
小心者のyukky777です。今回も、うちの子どもが塾なしで旧帝大レベルの大学に合格できた話の続きをしていきましょう。
この記事で、子どもが小さい頃からの大学受験への親としての基本的な考え方をいくつか列挙しました。
- 好きなことを認めて伸ばせば自分で勝手に頑張るようになる
- 子ども自身の人生、子どもが自分で決意しなきゃ始まらない
- 人生で成功するためには大学受験と就職で勝てばいい
- 中学受験と高校受験だけ勝っても大学受験と就職で負けたら意味がない
- 小学校から高校・大学受験まで勉強にずっと集中しつづけるのは無理
- 国立大学の受験問題は学習指導要領の範囲からしか出ない
- 基礎さえ固めておけば高校生からでもなんとかなる
- 学校の授業と教科書の内容についていけなくなったらアウト
今回からは、「中学受験と高校受験だけ勝っても大学受験と就職で負けたら意味がない」について書いてみたいと思います。
中学受験と高校受験だけ勝っても大学受験と就職で負けたら意味がない①
今の時代、都会では中学受験をする小学生がたくさんいます。我が家があるのは、都会というほどではありませんが、完全に田舎というほどでもなく、通える範囲にいくつか私立中学校もあります。また、自転車で通える範囲に公立中高一貫校もあります。経済的に許せば中学受験にチャレンジできる環境です。
しかし、我が家には私立中学校に子どもを行かせられる経済力はありません。でも、小学生の時に旧帝大進学を目標にした子どもには、中学受験をさせたほうがいいと教育関連の仕事をしている知人からアドバイスされました。
そこで、私は子どもに公立中高一貫校だけ受検させることにしました。
私立中学は受験と書きますが、公立中高一貫校は受検と書きます。私立中学は基本的に国語や算数の教科の入試であるのに対して、公立中高一貫校は教科での受験ではなく適性検査を受けるために「受験」ではなく「受検」と書くそうです。
しかし、適性検査といってもその内容は小学校で習う教科の内容が基礎であることには間違いがなく、かなりしっかりと勉強しなければ合格できません。また、公立一貫校入試では作文やグループディスカッションなどもあるので、教科の勉強だけでなくその対策も必要です。
私は、別に合格しなくてもいいと考えて公立中高一貫校へ子どもをチャレンジさせました。受かったらラッキーなめっけもん、受からなくても受検に失敗したという経験は長い人生で見たら子どもの糧になるはずです。
それに、下手に中学からレベルの高いところに入って、勉強についていけなくなってしまう深海魚になるよりも、少しレベルの低い通常の公立中学で上位にいたほうが、うちの子どもの精神性には合っているような気がしました。
何はともあれ、私立とは違い定員を超えた合格者は数人しか出ない、4倍を超える倍率の公立中高一貫校だけで合格するわけがない、という親としてかなりいい加減な受検をさせました。
続きは次の記事で。