
小心者のyukky777です。今回も、うちの子どもが塾なしで旧帝大レベルの大学に合格できた話の続きをしていきましょう。
好きなことを認めて伸ばせば自分で勝手に頑張るようになる③
前回の記事では、子どもが小学生の時に勝手に志望大学を決めてしまったお話を書きました。個人情報を守るために、フェイクで書いているので、実際に子どもが通っているのは農学部ではありません。
しかし、子どもが好きなことを小さい頃から認めて、親として時間やお金の許す範囲内でわずかばかりですがその興味を伸ばして持続するように工夫しました。
また、その分野での一流の人間になるためには、その勉強や研究ができるその分野で日本一の大学へ行けばいいという洗脳?刷り込み?を小学校低学年までのうちに完了しました。
その結果、うちの子どもは将来はその分野で日本一の研究ができる大学に入る、ということを自然に決意していました。
そして、テレビ番組をきっかけとして、小学3年か4年のときに志望大学を自分で決めてしまいました。
うちの子には東大は必要なかった
親としては、日本一の大学って東大か学問の自由度では京大だよね?という思いは正直ありました。確かに国から旧帝大に配分される研究費は東大が一番多く、京大はその半分、阪大は更にその半分、残りをその他の旧帝大が分け合う、という事実はあるようです。
しかし、例えば、生き物への興味から農業を志した小学生の子どもに対して、札幌農学校からの歴史のある北大農学部よりも東大農学部のほうが上だと、どうすれば納得させられるでしょうか。私にはできませんでした。
うちの子には思う存分、好きな分野を勉強できる環境さえあればそれで良かったのです。東大は必要なかったのです。
そして、小学生の時に志した大学へ入ることができました。
大学の勉強が楽しい
うちの子どもは2020年大学入学組です。コロナ禍が始まったときが大学生活の始まりでした。緊急時代宣言が出され、入学式やオリエンテーションが中止となり、1学期の授業の開始は1ヶ月近く遅れてテレワークで始まりました。
ゼミや実験、実習など、大学で期待していた勉強はほぼなく、テレワークでの座学だけが延々と続く大学生活です。
そんな子どもに私は「テレワークの座学続きでつまらないんじゃない?」と聞いたことがあります。しかし、子どもは「座学も楽しいよ」といいます。子どもの頃から勉強したかったことを、キャンパスに通えなくてもパソコンの画面を通して、うちの子どもは思う存分楽しみながら勉強しています。
私は、子どもが自分で目標を立てて、それを実現できたこと、そして今、楽しみながら勉強ができていることを本当に良かったと思っています。