【塾なし大学受験】子どもが旧帝大に合格した話②


小心者のyukky777です。今回も、うちの子どもが塾なしで旧帝大レベルの大学に合格できた話の続きをしていきましょう。

前回の記事で、子どもの大学受験を考えるにあたっての私の基本的な考えを列挙しました。その考えを一つずつ詳しくお伝えします。

好きなことを認めて伸ばせば自分で勝手に頑張るようになる①

子どもにはそれぞれ個性があります。また、それぞれ好みもあります。我が家は子どもは一人っ子ですが、もしも兄弟姉妹がいたとしても、それぞれの子どもの興味関心や好みが違うことはよくあります。

子どもが幼い頃から好きで興味関心を強く持つことを認めて、それを伸ばすように親はほんの少し手を貸してあげれば、子どもは自分で勝手に頑張るようになるだろう。私は、子どもが小さい頃からそう考えていました。

個人情報が特定されることを防ぐためにここからの話はフェイクでお伝えします。

子どもがまだ幼稚園に入る前か、年少に上がった頃のことです。朝のEテレ、そう、家事と幼稚園や学校に子どもを送り出すのに忙しい保護者の味方のテレビを見ていた子どもが、ある番組に特に興味を持ってみていることに気が付きました。自然の中を探検するような番組です。

そして幼稚園では、園庭で虫取りを楽しんだり、葉っぱや草を集めて家に持ち帰るような子どもでした。また、幼稚園ではヤギやうさぎ、鶏を飼っていたのですが、動物たちのお世話や自由時間には動物たちと一緒に遊ぶことも多かったようです。

うちの子どもは生物関係に興味があると気がついたので、私は子どもの興味を伸ばすにはどうしたらいいのか考えました。

自然と触れ合える農家体験に連れて行ったり、自然博物館や昔の農業に使った道具が展示されている民俗博物館へ連れて行ったりしました。

我が家は全く裕福ではないので、お金をかけてあげることは出来ませんでしたが、できる範囲で子どもの興味関心を伸ばしてあげるように心がけました。

「将来は動物とか植物の研究がしたい」

そんなことをいつしか言うようになった子供に対して、私は繰り返し言いました。

「それじゃ、日本一の農学部のある大学へ入ろうね」

え?生物学部じゃなくて農学部?

食糧自給率アップは日本の大きな課題です。生物学者よりも農学者のほうが将来的に安定している可能性が高くありませんか?

「農学部って?」

「動物(家畜だけど)や植物(野菜や果物、お米だけど)のことを深く勉強したり、研究したりするところだよ。」

子どもは目を輝かせて、日本一の農学部がある大学へ行くと決意したのでした。

そんなこんなで、子どもに対して日本一すごい大学へ行けば、好きなことを思う存分勉強して研究できると、小学校低学年の頃から洗脳したのでした。

この話の続きは次回へ。


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