【家族の遺言書を作成した話6】初めての弁護士事務所訪問

家族の遺言書を作成した話

家族の遺言書を作成した話

小心者のyukky777です。今回も、家族の遺言書を作成した話の続きをしていきましょう。

法律的な根拠がしっかりとした遺言書の作成が必須であり、なおかつ、将来的に相続人から外された法定相続人と係争になる可能性もあることから、今回は費用をかけても弁護士に依頼することに決めました。

そして、インターネットで弁護士を探して電話をかけてアポを取りました。

弁護士と面談する前に行った準備

弁護士と面談するアポを取った日までに、話をスムーズに進めるためにいくつか準備をしました。

アポを取った時に、電話の向こうの事務員と思われるスタッフからは、持ち物などは指示されませんでしたが、実際に相続が発生した時にどのくらいの遺産になりそうか、被相続人となるおばあちゃん名義の財産を確認しました。

不動産の権利書を確認して、お金を預けてある銀行の通帳を全て記帳しました。とは言っても、そうそうたくさんあるわけではありません。

それから、どのような観点で遺言書を作成したいのかをメモにまとめました。法定相続人との関係性をわかりやすくするための家系図と、誰を相続から外して、誰に相続させたいのか、おばあちゃんの意向をメモにしました。

弁護士との面談当日

弁護士との面談の当日に、弁護士事務所へ行きました。小雨が降る中、おばあちゃんを車に乗せて走らせて、弁護士事務所のある隣の市の駅前まで行きました。小さなビルの上階に事務所はあります。

おばあちゃんをビルの入口でいったん降ろしてから、駅前のコインパーキングへ車を入れます。おばあちゃんを連れてエレベーターで事務所のある階まで上がり、事務所の玄関口にあるインターフォンを押しました。

すると事務員と思われる女性スタッフが出てきて、小さな会議室のような部屋へ通されました。

しばらく待っていると弁護士さんが入ってきました。かなり若い方でしたが、折り目正しく腰を折り、ハキハキと元気のいい挨拶と自己紹介をしてくれました。こちらも椅子から立ち上がって頭を下げて挨拶を交わしました。

挨拶が終わるとさっそく本題へと入っていきます。遺言書を作成したいという旨はアポを取った時にすでに伝えてあります。持参したメモを渡すと、弁護士さんはしばらく目を通していました。

そして、会話が始まりました。会話の詳細な内容はよく覚えていませんが、おばあちゃんがどうしてこのような遺言書を作成するに至ったのか、家の事情なども伝えました。

こちらの事情を理解していただいたところで、弁護士さんから実際にどのように遺言書を作成するのかを教えていただきました。

事前にある程度調べておいたように、自筆証書遺言にするのか、公正証書遺言にするのかということです。どちらも遺言書としての効力に違いはないものの、公正証書遺言のほうが確実性は高いとのことでした。

そこで、公正証書遺言の作成をその弁護士さんに依頼することにして、その場で契約することに決めました。


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