
小心者のyukky777です。今回も、うちの子どもが塾なしで旧帝大レベルの大学に合格できた話の続きをしていきましょう。
中学受験と高校受験だけ勝っても大学受験と就職で負けたら意味がない③
前回の記事で、子どもが公立中高一貫校受検に不合格だった話を書きました。
長い人生、どこかで挫折は味わっておいた方がいい、旧帝大レベルの大学へ本人が行きたいというのなら、それなりに厳しい道程で、ちょっとやそっとの努力では跳ね返されてしまうということを理解するのもいいものだ、私はそんな風に考えて、子どもの受検失敗が子どもの糧になることを内心喜んでいました。
これで中学校では奮起して勉強に励んで、トップ高校へ進学してくれるのかと思いきや………
中学校でも、なんとなくやっているつもり、で3年間過ごしてしまったんですね。
運動部に入って、仲間ができて、上級生の数が少なかったので1年生の新人戦からレギュラーに、ほぼ実力ではなく人数の関係で自動的になれて、休みの日には部活の仲間の家に遊びに行くのが普通で………
勉強に励む姿は全く見られずに、部活と仲間との思い出作りに一生懸命に励む中学時代の青春を満喫する子供の姿がありました。
そうこうして、3年生になり、高校をどうするのか考えなければいけない時期になりました。部活を引退して、夏休みに高校のオープンキャンパスに何校か出かけたら、子どもが行きたい高校を見つけました。
大学で行きたい学部に関係する部活がとても充実している高校を目標にすることにしたのですが、ちょっと点数が足りないようです。
その高校に向けて死にものぐるいでそろそろ勉強を始めるのかな、と思いきや、勉強に対する態度はとてものんびりした感じが続いていました。本人は少しはやっているつもりなんですが。
時は過ぎて、秋になり、模試を受けてみたら、どうも受かりそうもありません。12月の三者面談のときに出した子どもの結論は、ランクを下げる、でした。
可能性はなくはないけれども、無理やり突撃するのではなく、安全圏で収めるとのこと。親としても、経済的にあまり応援してあげられない負い目もあるので、まあ、子どもが自分で決めたことを応援することにしました。
ランクを一つ下げた高校からも、1年おきくらいに行きたいといっている大学への合格者も出ています。本人が頑張れば大学受験への可能性は残っています。トップ校へ行くよりも可能性は低くなりますが。
また、大学受験に対して第一志望であるトップ校は先生がガシガシ引っ張って、生徒がそれに食らいついていくような感じを受けました。食らいついて行けなければ落ちこぼれて終わりです。
ランクを落とした方の受験することに決めた高校は、トップ校ほど先生が引っ張れないので、どちらかというと先生が生徒の目線に降りて並走してくれるイメージを持ちました。
子どもの性格的には、トップ校の落ちこぼれたら終わりよりも、先生に寄り添ってもらったほうが伸びるような気もしていたので、それはそれでいいかなとも思いました。
続きは次の記事で。